長峰山は北アルプスの展望がウリです。安曇野を挟んでの北アルプス展望ですので、構図としては申し分ない。北アルプスの展望に比べると見劣りするかもですが、紅葉もなかなかによかったです。長峰荘からの道の下半分は、松くい虫による松枯れで数年前にアカマツは全て伐採されました。その副産物ではないですが、見通しの良い明るい山となりました。残った広葉樹が赤茶色に紅葉してました。紅葉としては山頂手前の林道に出る直前あたりが一番キレイでした。木の名前がわからないのでアレですが。一番ウリの展望は雲が多くてイマイチ。
- 日程: 2024年11月17日(日)
- 天気: くもり時々晴れ
- メンバー: ひとり
- 温泉: なし
- 食事: なし
- 登山口情報: 長峰荘の上に登山者用駐車場 仮設トイレあり
この週末はのんびり予定でした。天気予報もイマイチだし。ところが朝から太陽がガンガン差してきます。北アルプスは雲が多くてダメっぽいけど、長峰山の紅葉を楽しむならアリな天気。今は長峰山あたり、山全体が真っ赤(茶)ですからね。膝の調子はよくないけど、長峰山くらいならいいかな…と。
長峰山に登る道は西側斜面。なので、朝は日陰になります。なので、わざと遅めの出発にします。10時前に家を出ます。長峰山に向かうんですが、ふと廃線ウォークもいいかな…と。明科にある旧篠ノ井線の廃線敷コースです。春もいいけど秋もよさそうです。ただ、南斜面の際にあるので、こちらも日当たりが心配。試しに行ってみたけど、やっぱり大半が太陽当たってない雰囲気でした。ここは午後の方がいいのかも?ってことで、長峰山に登るべく長峰荘へ。
長峰荘のとこから登ります
上の駐車場に停められない車が下の駐車場に何台かいました。10時半前の到着ということで、すでに下山した人も多いでしょう。上の駐車場にちょうど空きがありました。松本ナンバーが多いけど、県外車も多いです。光城山とともに長峰山も全国区になりつつあるのかも。北アルプスに登れなかった時の保険か、初日か最終日にオマケとして長峰山が候補に上がるんかな?
下段はアカマツ伐採で明るい森
最初は急登。アカマツが伐採されて見晴らしがよくなりました。残された広葉樹が真っ赤(茶)に染まってます。染まってるんですけど、赤茶色の一色なのでやや単調だなあ…。この急な道、以前は階段とかなくてザラザラでズリズリでした。フリクションぎりぎりな感じ。そこを昨年整備したという話を聞いていたんですが、丸太できちんと段差にしてあって、以前とは見違える道になりました。
中段から上段にいくにつれて紅葉が派手に
長峰山は前半の急登のあと、中間は平坦になり、最後にまた急坂になって山頂…という構成。勝手な予想では中間の平坦なところが紅葉いいかなと思ってました。でも、勝手な予想に反して平坦部分は紅葉としてはダメ。生えてる木は立派なのがあるけど、そもそも紅葉しない木が多かった。
で、勝手な想像に反してよかったのが、林道に出る直下の森。ここは色んな木が色んな色に染まっててキレイでした。背の高い木から低い木まで品ぞろえが豊富でした。残念だったのは、途中から雲が増えてきて陰る時間が長くなったこと。登り始める頃は太陽の周りに雲はなかったのに…。気が付くと空の大半が雲に覆われちゃいました。紅葉スポットで陰ってる時は、太陽が出てくるまで待ったりしてましたもん。
長峰山山頂 北アルプスは残念
山頂は家族連れやら年配のグループやらで賑わってました。長峰山はほぼ山頂まで車で来れますんで。でも、なんだかんだハイキングのいで立ちの人が目立ちました。長峰荘から登る人やら、光城山とセットで登る人も多いでしょうね。
天気の方はさらに悪化。ほぼ全面雲に覆われました。たまーに日差しがあってもすぐ陰る。展望の方も残念な感じ。北アルプスの山頂や稜線が見えてないわけではないけど、雲が厚くて暗く寂しい景色になってしまってます。結果論ですが、9時くらいから登り始めてれば、ずっと晴れてたってことになります。
下りはすっかり曇っちゃいました
下りもずっと太陽当たらず…。紅葉って下りの方が見え方が良い場合が多いです。なので、なおさらもっと早く登ってればよかった。まあ、行こうと思ったのが朝の8時とかだからなあ…仕方ない。近所の山なので、ハズレの損害は少なくて済みます。長峰山は桜の時期と紅葉の時期、年に2回は登りに来てもいいかなあと思います。
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