寒風山トンネルから笹ヶ峰 2024/10/12

寒風山トンネルから笹ヶ峰に登ってきました。高知側から見ると重厚感ある笹の山で、二百名山に選ばれるだけのことはある?サクッと登れそうなコースもあるみたいだけど、今回は長く稜線歩きができる、寒風山トンネルからのルートにしました。往きは快晴、帰りはガスガス。往きで良い景色見れたのでよかったです。

  • 日程: 2024年10月12日(土)
  • 天気: 晴れのちくもり
  • メンバー: T世
  • 温泉: マイントピア別子 別子温泉天空の湯 650円 シャンプー&石鹸なし
  • 食事: 讃岐うどん2軒 つるや、渡辺
  • 登山口情報: 
コースタイム
  • 寒風山トンネル(7:15)
  • 桑瀬峠(7:55)
  • 寒風山(8:50~9:05)
  • 笹ヶ峰(10:25~11:10)
  • 寒風山(12:20~30)
  • 桑瀬峠(13:00)
  • 寒風山トンネル(13:25)

当て駒的な扱いですが笹ヶ峰に登ることにしました

2024年体育の日3連休は1日休みを付けての中国・四国遠征です。メインテーマは石鎚山の紅葉と、大山の三ノ沢からの剣ヶ峰の2本立て。初日は石鎚山で、まあまあの紅葉を見れました。大山はできれば3日目に登って、そのまま帰路へ…が都合がよい。ということで、2日目はどこに登るべか…。中四国は紅葉にはまだ早いし…。でまあ、石鎚山から下りて移動が少ないということで、笹ヶ峰と相成りました。

寒風山トンネルからスタートです

前夜はマイントピア別子の道の駅で車泊。3連休初日の寒風山トンネルの駐車場状況は如何に…。何時に着けば無事停められる?みんな石鎚山に集結するから空いてる?色々考えますが、考えてもわからないので、7時ごろを目指して向かいます。少し離れたところに広い駐車スペースもあるようだし。結果、7時すぎで半分強の埋まり具合いでした。

寒風山トンネルの登山口
公衆トイレあり

寒風山トンネルから桑瀬峠へ

天気は予報通りの快晴。UHOラインから登山道に取り付きます。まずは稜線の桑瀬峠を目指します。登りはじめはメッチャ急で思いやられますが、登るにつれて緩くなってくれました。木立が低くなって笹の道になると桑瀬峠。峠を左に行くと伊予富士や瓶ヶ森、右に進むと寒風山や笹ヶ峰。どっちに行く人が多いんだろう…。

桑瀬峠までは急な登りが続きます
登りははかどる道です
桑瀬峠の手前から開けてきます

桑瀬峠から寒風山へ

うちらは笹ヶ峰なので右へと進みます。最初はダラダラ登りますが、途中から寒風山への本格的な登り。寒風山の手前側には岩峰があります。少し紅葉が始まってて、岩峰との景色がいい感じ。振り返ると伊予富士が見えてます。稜線は地図で見るよりだいぶ蛇行してるように見えます。岩峰を抜けると笹の稜線となり、ほどなく寒風山の山頂です。

伊予富士方面
こちらはこれから登る寒風山
寒風山途中にある岩峰より伊予富士方面
紅葉は始まりかけ
いつものブナと雰囲気が違うブナ
寒風山が近付くと開けた笹の斜面になる

寒風山山頂は展望すこぶる良好!

山頂には誰もいません。展望はなかなか素晴らしい。これから向かう笹ヶ峰、桑瀬峠の反対側になる伊予富士、石鎚山は見えてないけど、瓶ヶ森の陰になっているのか?笹ヶ峰まで行かなくても展望的にはここで十分なように思いました。山頂には『移動可』と書かれた標識。地面から丸ごと抜けるようになっていました。しかし重い…。片手では持ち上がらないので、撮影用にしては大変でした。

寒風山に登ってきました
笹ヶ峰とその奥にちち山
伊予富士方面 もうここで十分だなと思える景色
『移動可』で抜けるようになっているが重い

笹ヶ峰というだけあって道中は笹が繁茂してました

笹ヶ峰へはざっと150m下って250m登る感じ。寒風山の下り出しからみる笹ヶ峰の姿は、四国の山らしい雰囲気がありました。下り切ったコルあたりで小さなアップダウンがあって、それが面倒臭かった。あと、寒風山を下り始めて少しのところから笹ヤブがひどくなりました。濡れてるのが鬱陶しい。桑瀬峠あたりから笹を刈った新しい跡がありました。今のところ寒風山までで作業中断ってところか…?数日後に来ると刈り立てホヤホヤだったかも。

笹ヶ峰へと続く四国らしい稜線
ロケーションはなかなかいいが、笹もなかなか深い
寒風山から下る景色がよかったです
笹ヶ峰手前の山を巻き気味に
稜線上に秋らしいススキ
さっきまでいた寒風山
笹ヶ峰というだけあって笹の山
稜線近くにあるコメツツジはこげ茶色になるんだなあ
次にいつ笹を刈るんだろう…

笹ヶ峰山頂は意外と人少な目?

笹ヶ峰は大きな山容なだけあって、山頂も広い。登山客は多くはなく、みなさん点在して休憩してます。秋の3連休でこれなので、大賑わいになることはないのかなあ…?それとも、旬の石鎚山に客を取られちゃった?笹ヶ峰山頂はちょうど十字路になっています。四方から登ってこれます。いったいどのコースが一番人気なんだろう…?

笹ヶ峰に着いた時には北側に少し雲がある程度。しかし、休んでいるうちにどんどん雲が生長。そして、下り始める頃には稜線にかかりだします。今日は安定した晴れかと思ってたけど、午後には雲が湧いてしまうんだな。海が近くてそそり立つ稜線なので、気流の影響を受けやすいのかも…?

笹ヶ峰の山頂です
歩いてきたところを振り返ります
ちち山方面 今日は遠慮しときます
笹ヶ峰山頂は広くて快適
山頂は意外と人少な目

下山の稜線は大半がガスガスでした

帰りは前半は寒風山を、後半は伊予富士を見ながらの稜線歩きのはずでした。しかし、いったん稜線を覆った雲は解消されることなく、桑瀬峠までほとんど雲や霧の中でした。寒風山は往きより賑やかでした。寒風山が目的地の人が多いみたい。確かにお気楽な山登りという意味では、笹ヶ峰まではちょっと遠いです。桑瀬峠からは一気に高度を下げて無事下山であります。

稜線の北側から急速に雲が増殖
下り始める頃にはかなり雲に覆われてきました
帰りの寒風山はご覧の通り

下山後の温泉と讃岐うどん

本日の下山後温泉は昨夜泊まった道の駅、マイントピア別子に併設の温泉へ。昨日のひうちの湯もそうですが、わりと立派な施設なのにシャンプー&石鹸が置いてない。最近設置をやめた…という施設も多い印象。みなさんマイシャンプー&石鹸を持ってくるから?個人的にはシャンプー&石鹸が置いてない場合のみ、マイシャンプー&石鹸を使います。滅多に使わないもんだから、結構な確率で持ち帰るのを忘れてしまいますね~

本日は四国にいるので下山後讃岐うどん。明日は大山に登るので、瀬戸大橋までにある店を探します。時間的にも夕方前ということでお店が限られました。『つるや』と『渡辺』という2店に行きました。どちらも讃岐うどんらしからぬコシの弱い麺。腰の強い麺好きなワタクシとしましては、若干物足りなさを感じたのでした。

下山後讃岐うどん後は瀬戸大橋を渡って大山方面へ。大山への経路がコレといったのがない、というかわからない。道の駅も少なくて、必然的に『かもがわ円城』という道の駅になりました。車の通りも人通りも少なくて、静かすぎる寂しすぎる道の駅でした。


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