中沼登山口から焼石岳に登ってきました。一応、紅葉が目的なのですが、今年の紅葉はイマイチの様子。あまり期待せずに臨みました。やっぱりツツジやカエデなどの灌木の紅葉はあまり赤くならず、枯れたような茶色でした。紅葉は残念だったけど天気はバッチリ!秋の焼石岳を楽しんでこれました。山頂からの景色を見て、次は東成瀬からかな~と思ったのでした。
- 日程: 2022年10月2日(日)
- 天気: 晴れ
- メンバー: T世
- 温泉: 焼石岳温泉 ひめかゆ(700円)
- 食事: はくば(鶴岡市ラーメン)
- 登山口情報: 中沼登山口 エアリアでは40台となっているがもう少し停めれそう トイレあり
昨日は秋田駒ヶ岳。アキタコマもやっぱり灌木の色付きは良くなかったです。でも、チングルマの紅葉はなかなかで、ムーミン谷の素晴らしいロケーションを満喫。下山後に十文字の道の駅でお泊り。早朝、中沼登山口を目指します。尿前林道の路面、そう悪くは見えないんですが、走ってみるとガタガタがひどくてスピード出せません。13インチのタイヤとの相性が悪かったのかなあと思ったり。
人気の山は登山口駐車場が第一関門
エアリアによると、中沼登山口は40台停めれるとのこと。実際はもう少し停めれそうでした。6時前の到着で8割がた埋まってました。もう少し遅い到着だったらヤバかったですね。この林道は幅が狭いので、路駐はかなり無理があります。結構路駐ありましたが…。少し手前の路肩が広くなってるとこも満車。ゆっくり来るならつぶ沼が無難かな…と思いました。トイレあり。
中沼、上沼と辿って銀明水へ
中沼まではコンスタントに登ってくれますが、その後はダラダラで標高が増えていきません。これって結構ストレスです。登りも下りも。他から見ても、焼石岳はタラ~っとした山。見た目通りといえば、それまでであります。標高差は800mほどだけど、3時間かかりましたからね~。
中沼からは焼石岳の山頂あたりが見えて、雰囲気のよい沼。規模から言っても、沼というより池か湖だろって感じ。もう少ししたら中沼あたりに紅葉下りてきて、絶景になるんでしょうか…?中沼から少し歩くと上沼。地図を見渡す限りは、下沼ってのは見当たらない。
銀明水の避難小屋は快適そうな小屋
上沼からもダラダラダラダラと登っていき、つぶ沼から道を合わせ、さらにダラダラダラダラ登ると銀明水。銀明水は湧き出てるんでしょうけど、そこが溜り水になってるので、積極的に飲みたいとは思えない。やっぱ、ある程度流れてくれないとね。避難小屋をのぞいてみますと、これがとてもキレイ。灯油のストーブも置いてました。快適に泊まれそうです。
銀明水からひと登りで開けたロケーションに
銀明水からひと登りでお花畑。ほどなく灌木帯。紅葉はしてるんですが、予想通りというか色付きは悪いですね…。赤くならずに枯れてしまってる感じ。紅葉が遅れてる年は、色付きが悪い傾向な気がするが、気のせい?この景色の変わらないダラダラとした灌木帯が長く感じましたね。
姥石平からは時計回りで山頂部周回
姥石平の分岐が近付くと、やっと灌木と笹から解放されて草原に。初夏にはハクサンイチゲがワサワサになるところ。草原になったはいいが、今度は紅葉っぽくなくなるし難しいところ。とにかく、このあたり広くて、パッと見どれが山頂だかわからない。横岳の方が高く見えるし、東焼石岳もわりと立派。正面奥にある本物の焼石岳が意外と小さく見える。地図で確認して、やっぱりアレが焼石岳か…って感じ。
焼石岳の山頂部、焼石神社や東焼石岳を周回する予定です。先に周回して最後に焼石岳山頂に登り、あとは下るだけにしといた方が気が楽かなと考えてました。しかし!姥石平分岐から見るに、焼石岳の登りの雰囲気がよさそう!ってことで、先に焼石岳に登ることにします。
泉水沼から山頂にかけての雰囲気が素晴らしかった!
少しのところに泉水沼。焼石岳は雄大ではあるけど、ちょっと間延びする景色。池があると景色が締まりますね~。泉水沼にはベンチもあったので、ここで休憩すればよかったと思ったのでした。
山頂本体の登りにかかります。少し登ると横岳とのコルへ。コルからは反対側になる西側の景色が見えてきます。こっちもユルユルとした山並みと谷が広がっています。見えてるのは小岩沢という沢の源頭部。すっごい良さそうだけど道はない。スキーで滑ったら絶対気持ちいい!偽ピークに騙されつつ、焼石岳の山頂へ。
焼石岳の山頂は意外にもガラガラ
焼石岳山頂は人っ子一人いませんでした。意外や意外…。あれだけ車が停まってたのに…。と思ったら、反対側の隅にお一人様いらっしゃいました。山頂は360度の展望です。その中でも目を引くのは西側の展望。東成瀬へと下っていく道沿いの雰囲気。初夏にキンポウゲでまっ黄っ黄だった焼石沼。山頂から見る限りですが、紅葉の時期も良さそう!近くまで行くとわかりませんけどね~。でも、これを見せられると、今度は東成瀬からだなと思うのでした。体育の日の3連休に東成瀬から登ったことはあるけど、紅葉としては時すでに遅しな状態でした。
焼石神社までは見下ろす景色を楽しみながら下れました
その焼石沼らへんを見下ろしながら下っていきます。焼石神社のあるところが東成瀬への道、南本内岳、姥石平の分岐。エアリアには変則十字路と。南北の道が多少ずれてて、ちゃんと十字路にはなってないんですよね。この下りは岩が点在してたりと雰囲気がよかった。
なかなかええなあ…とか思ってたら、変則十字路から東焼石岳までのトラバースが間延び区間。ま、トラバースってものはスッキリしてないことが多いですね。東焼石岳との分岐から姥石平の分岐までも、そんなに良いって感じではないので、無理に周回する必要もないのかもね~。時間も余分にかかるし。まあでも、一度は歩いておかないと…です。
姥石平からは完全下山モード
姥石平からは下山モード。ダラダラダラダラと下っていくので、とっても長く感じますわ。とくに姥石平からしばらくの灌木帯と、銀明水から上沼までの間。スキーだと時期的につぶ沼からになるんでしょうが、一気に滑っておしまいってわけにはいかないだろうな…。スキーと東成瀬からの紅葉散策、最低でもあと2回は焼石岳にお世話にならないといけませんな。良い山なんですけど、ちょっと遠いのが難点で…。何はともあれ、本日も無事下山であります。
下山後の温泉とラーメン
下山後は帰り道とは反対側になるけど、焼石岳温泉『ひめかゆ』へ。温泉から出ると既に午後2時。なんとか日が変わるまでに安曇野に帰りたいとこです。時間おしてるので下山後ラーメンは微妙でしたが、鶴岡のバイパス沿いにある『はくが』というラーメン屋へ。普通って感じ。日が変わるギリギリに安曇野に到着です。翌朝は4時起きで仕事・・・
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