2008年から通い始めた赤禿山。今年で15年目となります。欠かさず撮っているお堂のコレクション、15年分ともなると貴重な資料に…なるわけないですが。晴れが続いたので雪は期待してなかったけど、思ったほどは悪くなかったです。それより、前日の人たちのシュプールで斜面がギタギタになってました。赤禿山はこれといった秀でた特徴はない山ですが、ほっこりさせてくれる癒し系の山です。
- 日程: 2022年2月14日(月)
- 天気: 晴れ時々くもり
- メンバー: T世
- 温泉:
- 食事:
- 登山口情報: 山之坊集落 平日なので無難に停めれた
山スキーの記録一覧 http://bunapow.com/yamaski-list/
山之坊集落の駐車事情は相変わらずよろしくないです
夜に通過した南岸低気圧は平岩あたりでも降ったみたい。多少はリセットされてるのかなと赤禿山行を決めました。滑る雪は置いといて、木々に湿った雪が付着してるのを期待です。しかし、平岩に着くと新雪はほんの数センチ。降水量は安曇野より多かったけど、積雪量は安曇野より少ない。降ったのは前半は雨だったのかも…。ちょっとアテがはずれた。
さて、問題の山之坊集落の除雪終点。最低でも除雪が終わった後に…ということで、かなりののんびりスタートです。9時半前に山之坊集落着です。結果的には除雪は入っていませんでした。かわりに最終集落の方とお話する機会がありました。
基本、ここは駐車OKです…という場所はありません。が、最低でも朝の除雪前には停めてくれるなとのこと。あと、降雪中は1日3回除雪に来るから、そんな時は赤禿山を選択しないのが無難。全体的には山スキーヤーに対して好意的ではありますが、一部のマナーの悪い人には憤慨しておられました。以前、除雪作業の方とお話したこともありますが、どこにも停めるな!の一点張りでした。
山之坊集落から大峰峠を目指します
そんなこんなで無難に駐車できて出発です。除雪の終点の雪壁は思ったより低いですね。その代わり、いつもより除雪されてる幅が広く感じます。大峰峠へと向かう斜面の雪は既に腐れ雪。昨日のうちから劣化してると思われます。まあ、ここが雪よかった試しはないですからね~。天気の方ですが、基本は晴れだけど一部の山には雲がかかっております。
今年も無事にミッション完了です
さて、大峰峠。お堂の埋まり具合はどんなもんか・・・。ここ数年では一番多いのかな。時期的にも今がマックスと思われます。ザっと3メートル前後ってところでしょうか。例によって15年分の写真を貼っておきます。雪が少なかったと記憶している年は、2009年、2016年、2020年です。お堂の雪の積もり具合も連動してますね。あと何年続けられるかな~。お堂までなら年寄りになっても来れそうなので、ここまできたら続きていきたいと思っております。
お峰峠のお堂の雪比べ
こだわりはないけど独自ルートで登っていきます
前日のトレースの上に数センチの新雪。トレースを追えば楽ですが、決まった立ち寄り地点があるので、トレースを離れます。最初に尾根上にある送電線の鉄塔。最初に明星山が見える場所なので、いつも立ち寄ることにしています。写真を撮ると必ず送電線は写りますが、ありのままということで。
杉の植林地にトレースを付けておこう
上から下まで雪が良ければ550mの平坦地まで下りて大峰峠に登り返しのパターンですが、今日は雪は期待できるわけない。恐らく短縮コースになるだろうと見込み、帰りに備えて登り返しのないトレースを付けておきます。
さて、期待してた樹氷ですが、完全に期待外れです。安曇野の街路樹は湿った雪がモフモフに着いてたんですけどね。赤禿山は新雪の気配がほとんどありませんでした。まあそれでもブナの林は気持ちいいですね。
今年も赤禿山に無事登ることができました
最近は面倒くさいので1158mの山頂までは行きません。手前のピークまで。どっちみち見えるのは東側の展望。海谷三山、焼山、雨飾山が主な展望。しかし今日はちょうど山頂付近にしぶとい雲が漂っててスッキリとは見えず…。山頂からのタイムラプスを撮ってますので、YouTubeにアップしてる動画をご覧くださいませ。今日はポカポカ陽気で山頂ではゆっくりできました。
東北東面を中段の台地まで滑りました
あんまり期待せずに入った東北東斜面。すっごい良いわけではなかったけど、予想よりは悪くはなかったです。やっぱり日射の影響を受けない北面がらみは賞味期限が長いです。できるだけ北面がらみになるようにコース取り。しかし、昨日までに入った人たちのシュプールが縦横無尽に付いており、ガタガタで滑るの大変でした。そんな中でも気持ちよく滑れる斜面もあったりで、まあまあ満足です。
滑る様子とか斜面の様子は動画をご覧あれ!
お粗末ながら今回の赤禿山の動画も作っています。静止画と文章のブログよりも雰囲気は伝わるんじゃないかと思います。よろしればご覧くださいませ!
中段の台地から登った尾根へとトラバース
下まで滑ることもないだろうということで、中段の台地で滑るのやめて登った尾根へトラバース。ちょうど林道が走ってるので助かります。少し高度を稼ぎつつ尾根に復帰。あとは登りトレース沿いに最後の滑りを楽しみます。杉の植林地はわりと疎らで雪も良いです。下まで滑るよりも楽しめたんじゃないかと思います。今日に限ってはですが。
尾根に戻ってから山之坊集落までは毎度のことながら修行です
尾根から大峰峠、さらには林道経由の山之坊集落への雪はいつもの通りに悪雪極まりない…。ヒョエーとか叫びながらの滑り。これも山スキーであります。赤禿山の締めくくりでもあります。これで今年も無事に赤禿詣でが完了いたしました。
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